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5.82017
ペット防災指導員資格取得
必要性が高まっているペット防災
常々今後のペットに関する事業を進めていく上ではペット防災に関する知識が必要だと考えていました。
ペット防災とは、災害が起こった時にペットを非難するために必要な準備、必要な行動などのことですが、人間は家が崩れるほどの震災に見舞われた時、近隣の小学校や体育館を避難所として避難する場所が最低限は確保されています。しかし500人かそこらしか入らない体育館に何千人が押し寄せるような状況で、人間以外の動物を非難させる場所はないという点がペット防災における最大の壁となっています。
どうしても人間の命が最優先となってしまいます。
近年だけでも関東大震災や熊本地震など大きな災害が起こっていますが、ペットや家畜は置き去りにされることが基本と言わんばかりの対応に、つらい思いをした人や動物が沢山いることも放送されていました。
インターペットでの日本獣医師会会長の話
これらに関しては毎年ビックサイトで行われているInter Petsでの今年のプログラム「ペット業界の課題と機会」でも、日本獣医師会会長がペットの防災に関する話をしていて、ペットを収容できる施設を建設し、熊本地震の時にはまだ運営が始まっていなかったにもかかわらずすぐに機能させる自体となったという話もあり、早急な必要性の高さを感じています。
ペット防災認定資格取得
これらの話を伺って、一から勉強しなおしてみようと、まずはペット防災指導員認定資格を取得しに行ってきました。内容としては駆け足で「ペット防災とはなんぞや」を解説していただき、大きな枠組みを知ることができます。「ペットは法律上は物として扱われる」という日本ではベーシックとなってしまっている考え方が、ペット防災を考える上では最も大きな課題、壁として存在していることを目の当たりにします。
特に難しい資格ではありませんので、受講することで、地震など大きな災害に合った時、自分の家族であるペットをどのように守るべきかを考えるきっかけにはなるかもしれません。
無事にテストに合格して認定後には、定期的にペット防災指導員認定者限定ミーティングが行われています。会費も500円程度で受講することができますので、知識を増やす上でも参考になりそうです。
ここ数年で大規模な災害が起こっているからこそ、株式会社ヒューマルはペットフード販売者としてペット防災に関して普段からアンテナを広げていきたいと考えています。